こねずに作れて、一次発酵もなし。シンプルだからこそどんな食事にもあう、基本の丸パンです。
パン生地にはバターも卵も使わないので、アレルギーがある方でも安心して楽しめますよ。
手作りならではの焼きたてを、ぜひ召し上がってください。
>>もっと簡単に!リニューアルした基本の丸パンはこちら
◾️材料(6個分)
パン用米粉ミズホチカラ:200g
ぬるま湯:170g
砂糖(てんさい糖など):20g
サイリウム(オオバコ):4.0g
塩:3.0g
ドライイースト:3.0g
油(なたね油など):大さじ1
サイリウムなしで作れる!基本の米粉食パンはこちら
◾️作り方
【1】米粉に砂糖、塩、ドライイーストを加え混ぜる
【2】水を35度前後(冬場は40度)に温める
【3】1に2を加え、粉気がなくなり滑らかになるまで混ぜる
【4】 油を加え、テカリが見えなくなるまでよく混ぜる
【5】サイリウムを加え、全体が滑らかになるまで混ぜる(手で揉んでもOK)
【6】 6等分にし、乾燥しないようラップをかける
【7】表面がつるんとなるまで、ボール状に丸める。ベタつく際は打ち粉(米粉)を使う
表面をつるんとさせると、仕上がりが美しく膨らみもよくなります。
【8】オイル(分量外)を表面に塗り、シートを敷いた天板の上に並べて、40度で15分発酵させる。ひとまわり大きくなればOK。室温に取り出す
暑い時期は予熱までの間に過発酵になりがち。涼しい場所に置きましょう
【9】オーブンを180度に予熱する。米粉を軽く表面にかけ、包丁で3mmの深さで切り込みを入れる
【10】180度で12分焼き、さらに210度で6分焼く
米粉は小麦粉に比べて色がつきにくいです。焼き色がつかない場合は、温度をプラス10度ほどあげて調整してください。
とってもわかりやすい!丸め方、乾燥防止のラップの掛け方(ふんわりでも良いのですね)、最後の油の塗り方など目から鱗でした。保存方法まで丁寧に教えてくれて有り難いです。
(YouTubeコメントより)
美味しすぎて、スグ2回目を焼きました。いろいろ米粉パンを作りましたが、簡単でここまで美味しいのは初めてです。ありがとうございます♪
(YouTubeコメントより)
色々な動画の中、中々上手く行かず少し諦めかけていた所にこちらの動画! 他の方とは少し違うやり方だったので、トライしてみましたら形成も上手くいきまして(他の動画だとベタ〜と丸くなりませんでした)動画のとおりにやけました! 嬉しい。 情報提供ありがとうございます。 これからもこの方法で焼きます
(YouTubeコメントより)
◾️保存方法と食べ方
米粉は小麦に比べて、離水性が高く硬くなりやすいです。そこで、米粉パンの保存方法とおいしい食べ方をご紹介します。
Point 1 少し温かいうちにラップで包む、さらに袋に入れる
完全に冷める前、少し温かいうちにラップで包むと蒸気が篭ります。この蒸気が乾燥を防ぎます。
ただし、熱々のうちに包んでしまうと水分がラップの中に溜まり、パンがべちょべちょになります。粗熱は取りましょう。また、キッチンペーパーなどで包んでからラップをすると、適度に保湿できます。
ラップだけではなく、ジップロックやタッパーなどを使って二重にしましょう。空気に触れず乾燥を防ぐことが大切です。
Point 2 その日中に食べるなら常温、翌日以降なら冷凍
お茶碗によそった白米ごはんをイメージしてください。そのままご飯を翌日まで置いておいたら、いくらラップをしていてもカピカピになりますよね?米粉パンも同じです。
すぐ食べない場合は、冷凍保存がおすすめです。1つずつラップで包みさらにジップロックに入れたものを、冷凍庫で保存しましょう。
Point 3 温めは電子レンジがおすすめ
米粉パンはトースターで焼くとさっくり仕上がりますが、同時に水分が飛びすぎてパサパサになってしまう場合があります。
おすすめは電子レンジ。ラップをした状態で軽く20秒ほど(冷凍の場合はもう少し長く)温めます。温めることでふんわりとした焼きたてに近い食感が楽しめます。
バゲットやトーストなどは、レンジで温めた後さらにトースターで焼き上げると、クラム(内側)はふっくらと、クラスト(外側)がさっくりと仕上がりますよ。
基本の丸パンができれば
どんなお食事にもあうテーブルロール「丸パン」。これさえマスターしてしまえば、朝・昼・夜の小麦パンの代用としてかなり重宝するかと思います。
作り方のポイントと保存方法をおさえて、基本の米粉丸パンを楽しんでみてくださいね!
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