やはり押さえておきたい基本の1斤食パン。
型が大きくなればなるほど、米粉食パンは難易度が上がりますが、アルファ化米を加えると、グルテンのような役割をしてくれるため膨らみやすくなります。
ポイントをおさえてふんわり食感を楽しんでくださいね。
約90分 <難易度>★★★◾️材料 1斤分(185×95×90mm)
パン用ミズホチカラ:250g
アルファ化米粉:13g
38-40℃のぬるま湯:210g〜
砂糖(てんさい糖など):25g
塩:小さじ1(約4g)
ドライイースト:小さじ1(約4g)
油:大さじ1、適量
▼型はこちらを使用しています▼
◾️作り方
【1】ボウルにミズホチカラ、砂糖、塩、ドライイーストを加える。
【2】アルファ化米粉も加える(手に入らなければ、ミズホチカラを13g足す)。
【3】38〜40度に温めたお湯を加える。
お湯は冷めないよう加える直前に準備しましょう。
【4】粉気がなくなるまでゴムベラで混ぜる。油を加えてさらに混ぜる。
サラッと流れ落ち、跡がスッと消えるぐらいの柔らかさになるよう、少しずつ水を足して調整しましょう。
【5】ミキサーで1分ほど撹拌する。
撹拌することで、米粉が沈澱しにくくなります。小さな型で作る場合は、ミキサー不要です。
【6】ラップを二重にかけ、オーブンの発酵機能40度で15分(冬場は20分)発酵させる。
オーブンの発酵機能がない場合は、温かい場所に長い時間おきましょう。
【7】(発酵中に)型にあわせてクッキングシートを切り、油を塗ってずれないようにする。蓋のサイズあわせてクッキングシートを1枚用意する。
【8】表面にぷつぷつと穴があき、こんもりと盛り上がっていれば発酵OK。ゴムベラで1分ほど混ぜてガス抜きをし、7の型に流し入れる。
【9】2倍の高さに竹串などで印をつける。
【10】二重にラップをして輪ゴムでとめ、2倍の高さになるまで35-40度で20分から発酵させる。
>発酵しない場合はこちらをチェック
【11】2倍の高さになったら、クッキングシートを置いて蓋をし、予熱せずに180度で15分焼く。200度にあげて10分焼く。
【12】蓋とシートを剥がし、油を塗る。210度で8分〜焼き色がつくまで焼く。
米粉は小麦粉に比べて焼き色がつきにくいです。焼き色が薄い場合は、焼成温度を10度ほどあげて調整してください。
【13】焼き上がったら、シートを剥がして粗熱をとる。
【13】まだ少し温かいうちにキッチンペーパーとラップで包み、袋に入れる。
米粉パンはすぐ切ると水っぽくうまく切れません。大きな1斤型は、約半日ほど冷ますといいでしょう
このレシピの米粉パンを子供が食べてから、パンが好きになり、食事をたくさん食べられるようになりました。 本当にありがとうございます。素敵なレシピに感謝です!
(YouTubeコメントより)
粉初心者にもわかりやすく お蔭様で初めて上手に焼けました。 ありがとうございます。
(YouTubeコメントより)
◾️米粉食パンの保存方法と温め方
米粉食パンを最後までおいしく食べるポイントは3つです
・真ん中からカットする
・翌日以降食べる分は冷凍する
・温めはレンジもしくはレンジ+トースター
1つずつ見ていきましょう。
真ん中からカットする
食パンなど大きなパンをカットするときに、ぜひ覚えておいてほしいポイントです。
パンはクラム(内側)とクラスト(皮)からできています。クラストは壁のようにクラムの水分を守ります。
食パンなどは真ん中からカットし、クラムが見えないよう端と端をくっつけて保存し乾燥を防ぎましょう。
翌日以降食べる分は冷凍する
米のでんぷん質は、冷蔵庫や室温だと乾燥しやすく劣化します。
翌日中に食べ切れない分は、冷凍保存がおすすめです。
1枚ずつラップに包み、さらにジップロックなどに入れて冷凍保存しましょう。
温めはレンジもしくはレンジ+トースターで
米粉パンは離水性が高く、いきなりトースタで焼くとクラムまで硬くなりがちです。
まずは電子レンジで軽く20秒ほど温めると、中がふんわりと仕上がります。その後トースターで焼くと、さっくりふんわりと召し上がれますよ。
米粉食パンをマスターしよう
米粉食パンをマスターすれば、サンドイッチやトーストなどいろいろな食べ方が楽しめます。
また小麦パンと違って捏ねなくていいのも魅力の1つ。ぜひマスターしてふんわり米粉食パンを楽しんでくださいね。
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