【米粉ミズホチカラ比較】パン用とお菓子用は何が違うの?仕上がりを比べてみた

「製菓用ミズホチカラでもパンが作れますか?」 よくいただく質問の1つです。

製菓用ミズホチカラでも(レシピによって)パン作りは可能です

ただ、パン用と製菓用で作った米粉パンを比べてみると、仕上がりが多少異なります。どちらの米粉が自分に合うか、記事を読んでチェックしてみくださいね。

比較に使った「製菓用・パン用ミズホチカラ」

比較に使った2種類の「製菓用・パン用ミズホチカラ」

今回使用した米粉は、

①富澤商店 TOMIZ パン用ミズホチカラ
②富澤商店 TOMIZ 製菓用ミズホチカラ

の2種類です。同じ富澤商店のミズホチカラですが、「パン用」「製菓用」と2種類が販売されています。それぞれ、どんな違いがあるのでしょうか?

2つのミズホチカラで米粉パンを作ってみました!

2つのミズホチカラで米粉パンを作ってみました!

よく「製菓用米粉でもパンが作れますか?」とご質問いただきます。そこで、「製菓用ミズホチカラ」「パン用ミズホチカラ」を使って米粉パンを作り、出来上がりを比較してみました。

製菓用米粉の方が、少しベタつく

製菓用米粉の方が、少しベタつく

同じ配合で作ったところ、やや製菓用ミズホチカラ方が手にベタつきを感じます。

パン用米粉の方が、しっかりと水を吸う印象です

米粉パン材料(6個分)

ミズホチカラ(製菓用・パン用):200g
ドライイースト:3g
塩:3g
砂糖:5g
サイリウム(オオバコ):6g
水:190g
油:小さじ1、仕上げ用適量

発酵、焼き上がりの大きさなどは大差なし

発酵スピードは2つの米粉で大きな差がなく、焼き上がりはどちらもふっくらと同じ軽さです

米粉パン作り方

【下準備】水を35〜38℃に温める
【1】ミズホチカラにドライイースト、塩、砂糖、サイリウムを入れて混ぜ、温めた水を加えて粉気がなくなるまでひとまとまりになるまで混ぜる。油を加え、馴染むまで揉み込む
【2】6分割にして丸め、オーブンの発酵機能を使って40℃で15分発酵させる
【3】表面に小さな穴が2,3個見えたら発酵終了。オーブンを200℃に予熱し、表面に油を塗る
【4】200℃に予熱完了したオーブンで15分、焼き色がつくまで焼く

カットしてさらに詳しく、2つの米粉パンを比較

製菓用ミズホチカラの方が、多少ベタつきはあったものの、焼き上がりはそこまで多少がありませんでした。さらに詳しくカットして、断面と食感を比べてみます。

パン用ミズホチカラは弾力が強く、小麦パンのようにふっくら

パン用ミズホチカラの断面

パン用ミズホチカラで作ったパンをカットすると、大きな気泡もちらほらとあり、弾力が強く小麦パンのようにふっくらです。口に入れた後も、小麦パンのような口どけと粒感でした。

米粉パンをメインに作りたい方は、パン用ミズホチカラがおすすめです

製菓用ミズホチカラはキメが細かく、しっとり

製菓用ミズホチカラの断面

製菓用ミズホチカラで作ったパンをカットすると、気泡が細かく、しっとりしています。断面を手で触ると、ぺたっと少し水分を感じます。口に入れるとしっとり感が強く、口に入れると粒感を感じにくいです。

口溶けがいいお菓子やキメの細かいケーキなど作りたい方は、製菓用ミズホチカラがおすすめです

▼作り方は動画でもご覧いただけます▼

パンをメインに作る方は、パン用ミズホチカラがおすすめ!

パンをメインに作る方はパン用ミズホチカラがおすすめ!

いかがでしたか?

製菓用ミズホチカラでも、米粉パンが作れます!

ただ、パン用ミズホチカラで作った米粉パンの方が、より粒感とふっくら感が小麦パンに近いです

米粉をパン作りメインで使いたい方は、パン用ミズホチカラを購入した方がいいでしょう。

米粉パンレシピ一覧

パン用ミズホチカラを使ったレシピはこちら