【米粉ミズホチカラ比較】パン用とお菓子用は何が違うの?仕上がりを比べてみた

製菓用でもパンが作れますか?

よくいただく質問の1つです。

製菓用ミズホチカラでも(レシピによって)パン作りは可能です

ただ、パン用と製菓用で作った米粉パンを比べてみると、仕上がりが多少異なります。

どちらの米粉が自分に合うか、記事を読んでチェックしてみくださいね。

この記事でわかること

・製菓用とパン用ミズホチカラの違い
・製菓用でも米粉パンが作れる
・製菓用で作った米粉パンの特徴

そもそも「ミズホチカラ」とは?

そもそも「ミズホチカラ」とは?

「ミズホチカラ」とは、ササニシキ系統の品種のお米です。

コシヒカリ系統とは異なり、アミロースが多いのが特徴。

そのため、パンの骨格がしっかりして膨らみやすくなります

「おいしい米粉パン」には、米粉の澱粉のアミロース含量(お米に含まれるデンプンの成分)が深く影響しており(中略)、「ミズホチカラ」はこの一般的なうるち米よりもやや多いアミロース含量になっています。

TOMIZAWA SHOUTEN Column:米粉100%!熊本製粉のミズホチカラとは?|グルテンフリー

どうしてパン用と製菓用があるの?

どうしてパン用と製菓用があるの?

「ミズホチカラ」を販売するメーカーの中には、パン用と製菓用の2種類販売しているケースがあります。

メーカーでは、それぞれの違いについてこのように記載しています。

熊本製粉のミズホチカラのパン用と菓子用の、主な違いは米粉の粒度(粉の粒の大きさ)です。

「パン用」より「菓子用」の方がより細かいため、シフォンケーキやスポンジケーキなどのお菓子の仕上がりが、 よりしっとりとした食感となる特徴があります

ただしミズホチカラは、粒子が細かいため、「パン用」でもお菓子は作れます。

cotta:グルテンフリーで注目の米粉「ミズホチカラ」とは?

それぞれの米粉の違いは、以下の通りです。

種類特徴仕上がり
パン用やや細かい歯切れがいい
菓子用細かいしっとり

また、メーカーHPでは、

「ミズホチカラは、粒子が細かいため、『パン用』でもお菓子は作れます。」

と記載がありますが、逆はどうでしょうか?

製菓用米粉でパンを作ることは可能でしょうか?

検証してみようと思います!

比較した「製菓用」「パン用」ミズホチカラはこちら

今回使用した米粉は、以下の2種類です。

2つのミズホチカラで米粉パンを作ってみました!

2つのミズホチカラで米粉パンを作ってみました!

「製菓用ミズホチカラ」「パン用ミズホチカラ」を使って米粉パンを作り、出来上がりを比較してみました。

使用したレシピ:米粉パン(6個分)

ミズホチカラ(製菓用・パン用):200g
ドライイースト:3g
塩:3g
砂糖:5g
サイリウム(オオバコ):6g
水:190g
油:小さじ1、仕上げ用適量

作り方

【下準備】水を35〜38℃に温める
【1】ミズホチカラにドライイースト、塩、砂糖、サイリウムを入れて混ぜ、温めた水を加えて粉気がなくなるまでひとまとまりになるまで混ぜる。油を加え、馴染むまで揉み込む
【2】6分割にして丸め、オーブンの発酵機能を使って40℃で15分発酵させる
【3】表面に小さな穴が2,3個見えたら発酵終了。オーブンを200℃に予熱し、表面に油を塗る
【4】200℃に予熱完了したオーブンで15分、焼き色がつくまで焼く

作り方は動画でもご覧いただけます。
YouTube「えこころの米粉日和」

製菓用米粉の方が、水を吸いにくくベタつく!

製菓用米粉の方が、少しベタつく

同じ配合で作ったところ、やや製菓用ミズホチカラ方が手にベタつきを感じます。

パン用米粉の方がしっかりと水を吸い、手につきづらいです

ただ、製菓用米粉では全く成形できないわけではありません。

手に少し油を塗ることで、まとまりやすくなりました。

発酵、焼き上がりには大差なし!

発酵スピードは2つの米粉で大きな差がなく、焼き上がりはどちらもふっくらと同じ軽さです

見た目に大きな違いはなく、どちらが製菓用米粉で作ったものか、どちらがパン用かは一見するとわかりません。

では、食感や味はどうでしょうか?

味は?食感は?パン用の方が弾力がある!

まずは、パン用ミズホチカラをカットして試食します。

パン用ミズホチカラの断面
パン用ミズホチカラで作った米粉パン

パン用ミズホチカラで作ったパンをカットすると、大きな気泡もちらほらとあります。

弾力が強く小麦パンのようにふっくらです

口に入れた後も、小麦パンのような口どけと粒感でした。

次に製菓用ミズホチカラをカットして試食します。

製菓用ミズホチカラの断面
製菓用ミズホチカラで作った米粉パン

製菓用ミズホチカラで作ったパンをカットすると、気泡が細かく、しっとりしています。

断面を手で触ると、ぺたっと少し水分を感じます

口に入れるとしっとり感が強く、口に入れると粒感を感じにくいです。

また、後味はパン用より甘みをを強く感じました

結論:パンをメインに作る方は、パン用ミズホチカラの購入がおすすめ!

結論:パンをメインに作る方は、パン用ミズホチカラがおすすめ!

繰り返しになりますが、製菓用ミズホチカラでもパンは作れます

ただし、食感や後味を比べると、パン用ミズホチカラの方が弾力があり、パンとして仕上がりが良くなります。

米粉をパン作りメインで使いたい方は、パン用ミズホチカラの購入がおすすめです。

逆に、しっとりとした口溶けの米粉ケーキなどを作りたい方は、製菓用ミズホチカラを購入してくださいね。

米粉のシフォンケーキ

小麦より美味しい!
しっとり口溶け
米粉のシフォンケーキ