フィナンシェ

フィナンシェ

焦がしバターの香りが詰まった、しっとり美味しいフィナンシェ。

大好きなのですが、小さな型をたくさんそろえたり、型にバターを塗ったりと準備や片付けが面倒。
そこで型を使わず、角皿で一気に焼く、手軽な米粉フィナンシェを作ってみました。

ポイントは焦がしバターの作り方と、卵の混ぜ方。ぜひ普段のおやつに米粉フィナンシェ作ってみてくださいね。

約30分 <難易度>★☆☆

◾️材料 (角皿 16.5cm)

米粉(低吸水率タイプ):80g
アーモンドパウダー:40g
バター(有塩でも無塩でも可能):60g
卵:2個
砂糖:40g
はちみつ:10g

▼使用した型はこちら▼

使用した型

耐熱のガラスの角皿です。オーブンにも電子レンジにもそのまま使うことができとっても丈夫。我が家ではお菓子作りから、普段のお料理、保存容器として幅広く使用しています。

◾️作り方

【1】バターを鍋に入れて火にかけて溶かす。

バターを鍋に入れて火にかけて溶かす

有塩バターを使うとキリッとした甘みに、無塩バターを使うとやさしい甘みになります。お好みで使い分けてくださいね!

【2】パチパチと音がして、大きな泡が出たら泡立て器で混ぜる。アルミホイルを被せると、油はねを防げる。

パチパチと音がして、大きな泡が出たら泡立て器で混ぜる。アルミホイルを被せると、油はねを防げる

【3】音と泡が小さくなってきたら、底に不純物が出てくる。紅茶をしっかり煮出したような、濃いカラメル色になったら火を止める。濡らした布巾に鍋を置き、粗熱をとる。

音と泡が小さくなってきたら、底に不純物が出てくる。紅茶をしっかり煮出したような、濃いカラメル色になったら火を止める。濡らした布巾に鍋を置き、粗熱をとる

【4】ボウルに米粉にアーモンドパウダーを合わせて混ぜる。

【5】別のボウルに卵を割り入れ、泡立てないようボウルの底に泡立て器をつけたままぐるぐる混ぜる。砂糖とはちみつを加え、溶けてツヤが出るまで混ぜる。

別のボウルに卵を割り入れ、泡立てないようボウルの底に泡立て器をつけたままぐるぐる混ぜる。砂糖とはちみつを加え、溶けてツヤが出るまで混ぜる

【6】4の粉類を加え、むらがなくなるまで混ぜる。沈澱した不純物は入らないよう、焦がしバターを加えてさらに混ぜる。

⑥先ほどの粉類を加え、むらがなくなるまで混ぜる。沈澱した不純物は入らないよう、焦がしバターを加えてさらに混ぜる

【7】クッキングシートを敷いた角皿に生地を流し入れ、トントンと型を落として空気を抜き、190度に予熱したオーブンで15〜18分焼く。

クッキングシートを敷いた角皿に生地を流し入れ、トントンと型を落として空気を抜き、190度に予熱したオーブンで15〜18分焼く

【8】焼き上がったら型から外して冷ます。冷めたらお好きなサイズにカット。

焼き上がったら型から外して冷ます。冷めたらお好きなサイズにカット

◾️美味しく作るポイントは2つ

焦がしバターの作り方

とっても簡単なフィナンシェですが、美味しく作るポイントがあります。まずは焦がしバターの作り方!

バターはパチパチ音が小さくなり、泡が白く小さくなってからも加熱し続けます。濃く煮出した紅茶のような色になればOKです

しっかりと焦がしバターの風味が出るよう、音と確認しながら加熱してくださいね

卵の混ぜ方

次に卵の混ぜ方。空気を含むように泡立ててしまうと、マドレーヌのような仕上がりになってしまいます。目指すのはぎゅっとつまったしっとり食感のフィナンシェ。以下に気をつけて混ぜましょう。

ボウルの底に泡立て器をつけたままぐるぐる混ぜます。砂糖ははちみつを加えたら、さらに解けるまで混ぜましょう。

気取らないフィナンシェ。ぜひ普段のおやつに

気取らないフィナンシェ。ぜひ普段のおやつに

いかがでしたか?

焦がしバターの風味としっとり食感がおいしいフィナンシェ。面倒なイメージですが、型を使わず角皿で作れば、面倒な準備も片付けも不要です。

ぜひ普段のおやつに作ってみてくださいね!