手作りパンの最高峰?「バゲット」。
とっても難しく感じますが、実は米粉のパリッと焼ける特性を活かしせば、憧れのバケットが米粉でも再現できます。
さらに夜のうちに仕込んで、冷蔵庫で一晩発酵させる、ほったらかし製法。翌日オーブン予熱中に成形して焼けば、 朝に焼きたてバゲットが楽しめますよ。
寝かし時間を除いて約60分 <難易度>★★☆◾️材料(1本)
cotta パン用ミズホチカラ:190g
片栗粉 20g
ドライイースト:1g
サイリウム(オオバコ):6g
塩:4g
砂糖:5g
水:200〜210g
▼今回使用した米粉はこちらです!▼
cotta パン用ミズホチカラ
九州産ミズホチカラ100%のパン用米粉です。粒子が細かく、ふんわり・しっとり・もっちりとしたボリュームのある米粉パンができます。
◾️作り方
【下準備】25℃程度の水を用意する。夏場は冷やしておく
【1】全ての粉類をボウルに入れて泡立て器で混ぜ、水を注ぐ。
【2】ゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜる。ボウルにゴムベラを擦り付け、ダマをとる。手にしっとりつく生地感を目安に。
【3】蓋つきタッパーに生地を平らになるように入れる。乾燥防止に表面に霧を吹きかけ、しっかり蓋をする。
【4】このまま冷蔵庫の野菜室でひと晩(8〜10時間)発酵させる。
側面から見ると少し盛り上がり、気泡が発生しているのがわかります。
【5】オーブンに天板を入れ、250℃に予熱をスタートする。表面とスケッパーに米粉(分量外)を振るう。タッパーの4辺にスケッパーを差し込み、米粉が付いている面が下になるように台に取り出す。
【6】中央からガスを散らすイメージで、ぽんぽんと左右に伸ばしながら広げる。
【7】手前から優しく巻き、一直線でとじ終わりをとじる。
【8】中央から左右に英語の「W」を描くように広げながら、35cmに伸ばす。
【9】クッキンシートの上にとじめが下になるよう移動し、ラップをかけて予熱が完了するまで待つ。
【10】予熱が完了したら米粉を茶漉しで薄くふりかけ、中央に一本印をつける。その線を1cm幅で跨ぐように、4本斜めの線を入れる。
バゲットの端から端まで行き渡るように線を入れます。印つけに失敗したら粉を落とし、何度もやり直せますよ。
【11】クープを使って斜めの線を切る。45°に刃を寝かせて切ると良い。深さ7mmを目安に切り込み、切り込みに油(分量外)をスプーンなどで塗る。
油を入れるとクープが開きやすくなります。
【12】ダンボールなどの板の上にクッキングシートごと移動し、予熱が完了した天板の上にスライドさせて入れる。
【13】耐熱容器に水を入れてバゲットの横におき、250℃で19〜23分焼き色がつくまで焼く。
【14】焼き上がり!粗熱が取れたらカットする。
私が米粉パンを作り始めて2年、過去最高に簡単でした! 味もレーズンやチョコチップ、ナッツなど色々アレンジ出来るし! 冷めても柔らかくて、トーストはガーリックバターを塗ったりと、 本当に美味しいです。
(YouTubeコメントより)
朝起きてすぐに焼けるなんて最高でした。倍量にして半分はココアとチョコチップを入れてみました。外はパリパリで理想のバケットでした ありがとうございます。
(YouTubeコメントより)
◾️ガーリックトーストアレンジ例
<ガーリックバター>
有塩バター:60g
にんにく:1片
パセリ:適量
室温に戻したバターにニンニクとパセリを加え、ラップの上で練る。カットしたバゲットにたっぷり塗り、トースターで焼く。
おうちで焼きたてを!ほったらかしでできる米粉バゲット
いかがでしたか?
難しそうなバケットですが、実はおうちでもできるんです!
米粉で作れば焼き上がったクラストのパリッと感が再現でき、クープも小麦に比べて開きやすいんですよ!
バケットはカットして冷凍保存がおすすめ。
冷凍したバケットにガーリックバターをたっぷり塗ってトーストすれば、最高のおつまみができちゃいます。
おうちバケット、楽しんでくださいね!