米粉パンやお菓子作りで、よくいただく質問をまとめました。
米粉について
スーパーで見かける米粉の多くは、「吸水率の高い米粉」です。水を加えるとドロドロとした餅のようになり、小麦の代わりとして米粉パンやお菓子には使いにくいです(一部レシピを除く)。
米粉パンやお菓子作りには、水を加えてもサラサラとした「吸水率の低い米粉」が適しています。
同じ品種(ミズホチカラなど)の米粉であっても、メーカーの製粉技術やによって吸水率が異なります。
吸水率が多少変わってしまうため、初めはレシピと同じ米粉で作られることをおすすめします。
粒の細かさなどが異なります。そのため、吸水率や食感が変わります。
製菓材料店やネットで購入できます。
米粉にはグルテンが含まれていないため、使えます。
ただし、グルテンを添加しているパン用米粉やミックス粉などはご注意ください。
サイリウムについて
サイリウムはオオバコという植物を粉状にした100%天然由来の食物繊維です。吸水力が高く、米粉生地に加えると小麦のように成形パンが楽しめます。
成形パンは、サイリウムが必要です。が、食パンなど型に生地を流し入れる米粉パンは、サイリウム不要です。
サイリウムなしで作れる!
>>米粉パンレシピはこちら
ドラッグストアのダイエット食品コーナーなどで購入できます。また、ネットでも簡単に購入できます。
100%天然由来の食物繊維のため、危険ではありません。ただし、一度に大量に摂取するとお腹が緩くなったり、オオバコに対してアレルギーのある方はご注意ください。
その他材料について
当サイトでご紹介しているお菓子レシピは甘さ控えめのため、砂糖はレシピ同量をおすすめします。どうしても気になる方はご自身で調整されてください。また、ダイエット用のお砂糖も使用可能です。
ただし、パン作りにおいては砂糖を減らしたり、ダイエット用のお砂糖を使うと発酵に影響しますので、ご注意ください。
油は米油や菜種油などを使用しています。一部パンレシピではオリーブオイルやココナッツオイルを使用しています。
指定がない限りは、お家にあるもので代用可能ですが、お菓子作りにおいては香りが強くない油がおすすめです。
米粉100%でお菓子を作ると、固くなったり餅のような重い食感になったりします。アーモンドパウダーを加えると食感が格段によくなりますので、ぜひ使用してください。
アーモンドにアレルギーのある方でも楽しめる、アーモンドパウダーなしのレシピもご用意しています。
白神こだま酵母は、インスタントドライイーストのように使える天然酵母のため、米粉パン作りにおいても使用可能です。
事前にお湯で溶くなど準備が必要のため、白神こだま酵母を使ったレシピをご参考にしてください。
白神こだま酵母と米粉のお得なセットを販売中。
詳しくは公式サイトをチェック
クーポンコード:「ecocoro」を入力すると、
金額: 2362円→2062円に
白神こだま酵母を使用したレシピはこちら
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米粉パン・お菓子について
発酵しないのにはいくつかの原因があります。
・吸水率の高い米粉を使用している
・水温、生地温度が低い、もしくは高すぎる
・発酵温度が低い
・材料の入れ忘れ
・イーストが古い
・ダイエット用の砂糖を使用している
・計量ミス
該当するものがないかチェックしてください。
レシピと異なる吸水率の高い米粉を使用すると、餅のようになります。また発酵が足りないと、部分的に餅のようなねっとりとした仕上がりになります。
米粉パンは性質上多少のヒビは入りやすいものです。ただし、周りがポロポロ剥がれ落ちたり、大きく凹んだりしている場合は、過発酵が原因です。
過発酵を防ぐには、発酵時間を短くしたり、発酵温度を低くしたり、またドライイーストの量を減らしてみてくださいね。
失敗しにくい!基本の米粉食パンの作り方はこちら
(サイリウムを使うレシピの場合)サイリウムや水分の量がレシピと異なると、生地がベタつきまとまりません。また雨の日など極度に湿度が高いとベタつく場合もあります。
レシピの水分量に幅がある場合は少なめからチャレンジしたり、計量には0.1g単位で測れるスケールを使用してください。
吸水率の高い米粉を使用していませんか?レシピと異なる米粉を使用すると、生地の柔らかさが変わります。動画と同じ生地の柔らかさにする際、水分を足しすぎると重たくなりますのでご注意ください。
申し訳ございませんが、糖質量についてはご自身での計算をお願いしています。使用した材料のパッケージの裏から計算できますので、ご確認ください。
米粉は小麦に比べて糊化温度が高いため、生地温度が低いと焼き色がつきません。水温や卵などの温度が低すぎていないか確認しましょう。いつも焼き色が薄いという方は、オーブンの焼成温度を10度ほど上げて調整してください。
ほとんどのレシピは冷凍保存が可能です。米粉は乾燥しやすいため、1個ずつラップ等で包み、ジップロックなどで密閉してください。なお、保存料や添加物が入っていないため、保存期間についてはご自身でご判断ください。
召し上がる際は、トーストよりも軽く電子レンジが加熱がおすすめ!焼きたてのようにふんわり柔らかく召し上がれます。
▼こちらの記事で米粉パンの保存方法をチェック▼
米粉は小麦に比べて乾燥しやすく固くなるのが早いです。乾燥しなよう密閉して保存か冷凍保存がおすすめです。お召し上がりの際は、トースターよりも電子レンジで温め直すと、焼きたてのような柔らかさが楽しめます。
疑問を解決したら、米粉パンに再チャレンジ!
よくある質問をまとめてみましたが、思い当たる原因はありましたか?原因をクリアにして、再度米粉パン作りにチャレンジしてみてくださいね!成功を応援しています!